こんにちは、ヤールーです。
昨日8月15日、リッカ!ヤールーキャラバン!in若狭事前研修を開催いたしました!
当日発生した台風の影響で、雨風の吹き荒れる中での開催でしたが、30名ほどの方に参加いただきました。
今回の事前研修では、若狭公民館館長によるリッカ!ヤールーキャラバン!のコンセプト等の説明に始まり、今回実施する15のプログラムについての説明&実演を行いました。
最初の実演は「応急手当」。
腕から出血した人を血を止血するにはどうしたらいいか?を、ハンカチやネクタイ、ビニール袋や新聞紙などが入った応急手当キッドのグッズを使って考えてもらいました。
ちなみに、止血の必要な場合の95パーセントは、直接圧迫止血(傷口を清潔な布などで押さえる)で止血ができるそうです。
お次は「ジャッキアップゲーム」。車のタイヤがパンクした時に使用する「ジャッキ」を使用して、瓦礫などの下敷きになってしまった人を救助する方法です。
リッカ!ヤールーキャラバン!では、テーブルとアグーの下敷きになってしまったヤールーを救助する、という設定。
まずは「大丈夫ですか?」とはさまれたヤールーに声をかけ状態確認。
そしてテーブル&アグーとヤールーとの間にジャッキと角材を使って隙間を作り、ヤールーが抜け出せそうなくらい隙間が出来たらイザ救助!
救助の際、救助者はヤールーのわきの下に自分の腕をかけ、全身を引っ張りだします。
引っ張る際に頭や片腕など、体の一部分を引っ張ってはいけません!
そして救助されたヤールーは毛布を活用した担架で運び出されました。
運ぶ際は、けが人の足を進行方向先に向けましょう!
頭から運ばれると、運ばれている人は恐怖を感じます。
そして一番の盛り上がりをみせたのは沖縄版防災体操、その名も「ヤールー体操」です!
地震や台風などの災害を表した動作や、救助方法がモチーフになった動きが組み込まれています。もちろんヤールーの動きも!
そして体操の締めはカチャーシー!
そしてカチャーシーの盛り上がりが冷めぬまま、火の消火をするためのバケツリレーのデモンストレーション!
当日は実際に水を入れて、バケツやなべやゴミ箱などなど、水が入るモノであればなんでも使用し、参加者みんなで水を溜めるはやさを競いあいます。
その他、実際に実演したプログラムは写真にて紹介します。
「家具転倒防止プログラム」
ミニチュアの家具と、家具転倒防止グッズのミニチュアを使って、家具転倒防止の重要性と、グッズの使い方をレクチャーしています。
「なまずの学校」
震災などで発生する様々なトラブルを紙芝居形式で紹介し、参加者にトラブル解決方法について質問します。参加者は手持ちのカード(手持ちカードの内容は様々なグッズです。ex.ロープ、のこぎり、ふくろ、等)をつかって、どれをつかったらトラブルを解決できるか?を考えてカードを出し合います。
「かえっこバザール」
かえっこバザールは、例年参加している沖縄国際大学のコネクションプロデュースの学生さんにレクしていただきました!ヤールーキャラバンに参加する多くの子どもがお目当てとしているおもちゃを交換するコーナーです。
防災体験プログラムに参加して貯めたヤールーポイントや、いらなくなったおもちゃを持ってきて貯めたヤールーポイントを使用して、自分の欲しいおもちゃと交換することができます。
「とっさのひとこと」
今回のプログラム紹介の最後はとっさのひとこと。災害が起きた時の様々な場面が描かれた漫画を見せて、その場面ごとの「とっさのひとこと」を参加者に想像してもらいながら、東日本大震災での教訓を学んでもらうプログラムです。
今回の15プログラムをざっと以下に紹介します。
- 紙食器づくり
- 応急手当ワークショップ
- 持ち出し品なあに?クイズ
- ジャッキアップゲーム
- 毛布で担架タイムトライアル
- 沖縄版防災体操(ヤールー体操)
- バケツ対決リレー
- 水消火器で的当てゲーム
- 人形劇「シーサー劇場」
- 水害紙芝居「雨あがり探検隊」
- 炊き出し(NEW!)
- とっさのひとこと
- 家具転倒防止ワークショップ
- なまずの学校
- かえっこバザール
また、今回は初の試みが二つ!
★炊き出し
非常食を実際に食べてみよう!という試みです。(詳細は調整中)
★映像
日本大震災直後の復興支援の取り組みの様子や、取り組みを行っている方へのインタビュー映像を、当日会場で紹介します。
最後に、リッカ!ヤールーキャラバン!の事前リハーサルのご案内♪
日時:平成30年8月29日(水)18:00~21:00
場所:那覇市津波避難ビル 3階
今回の事前研修に参加できなかったけれど、ボランティアスタッフとして参加したい方も、ぜひお越しください^^