『アートな部活動』とは?

アートな部活動とは?

今年度から実施している『アーティストと開発する社会教育』アーティストと協働で「部活動」をモチーフにした社会教育プログラムです。
アーティストを顧問に招き、創造的でユニークな活動を通して、地域のあらゆる人が関与できる仕組みの構築、新たな人的交流を生み出すことを目的として活動しています。

 

🎥ユーチュー部


活動内容
在留外国人をはじめとする地域住民の生活目線で撮影したまちを映像で紹介し、那覇市の魅力を発信するとともに多様な背景を持った隣人の存在を伝えることを目的とした部活です。顧問は、東京からオンラインで参加していただいています。

アーティスト顧問
藤井光(ふじい・ひかる)
1976年東京都生まれ、東京都在住。美術家・映画監督・作家。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒業後、同地でメディア・アーティストとして活動を開始、2005年に帰国。映像メディアを中心にアーカイブ資料などを取り上げ、社会の事象、歴史や記憶、関係性を再解釈し、未来に向けた新たな展望を提示する作品で知られる。

関連サイト
ユーチュー部ページ https://cs-wakasa.com/youtube/

📮ポストポスト部


活動内容
地域に設置したポストに投函される様々なモノ(手紙、絵、詩、作品など)に対して、どんな変化が生み出せるかを考え、部員で話し合いながらお返事します。ポストに投函したことで、小さな変化を楽しみ味わうことを目的にした部活です。

アーティスト顧問
平良亜弥(たいら・あや)
1981年沖縄県生まれ。目の前の風景が変わってしまう現実の中で、今をかたちづくっているものが何なのか、ここに存在していることについて、問いかける作品を制作。光や影など日常の何気ない風景に小さな変化を生み出すインスタレーション作品やパフォーマンスなど沖縄を拠点に精力的に活動しています。うちなーぐち演劇集団「比嘉座」のメンバーとしても活動中。

 

📦ダンボール部


活動内容
地域の商店や酒屋から集めた廃ダンボールを使って、ノートやレターセット、ステッカーなど新しいモノを生み出します。地域で海岸清掃をしている地球ハートクラブの子どもたちとも連携して、地球環境について考えながら活動しています。

アーティスト顧問
儀間朝龍(ぎま・ともたつ)
1976年沖縄県生まれ。アーティスト。「流通」と「消費」をコンセプトに、ダンボールを素材に身の回りのモノを制作。また、「ダンボールを分解して新しいものを作る」をコンセプトにダンボールを使ったステーショナリーブランド「rubodan」の代表。最近は香港の雑誌社とのコラボレーションを行うなど活動の幅を広げています。

 

主催:NPO法人地域サポートわかさ
「アーティストと開発する社会教育プログラム」
支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会
「令和2年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業」