先日お披露目したZINE KIOSKですが、今月から「おでかけパーラー公民館」として活動をはじめます!
パーラー公民館だよりを見て、なんだろう?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
パーラー公民館では、ZINE KIOSKをころころとひきながら移動して曙のいろんなところにおでかけしていきますよ。
今月おでかけするのは「あけぼの園」と「曙一丁目自治会」で行われている介護予防教室と、「まるたまカフェ」で行われている認知症カフェです。
今回のおでかけ先は那覇市包括支援センター安謝から曙界隈でされている活動をうかがって決めました。
包括支援センターでは高齢者の方の居場所づくりや、認知症について知ってもらう活動をされているそうです。
私たちはZINE KIOSKを持って情報を拡散したり、おでかけ先の情報を広めたりしていきます。
先月、(まだZINE KIOSKが出来ていなかったのですが)曙児童クラブにて「認知症講座」が行われると聞きつけ、おでかけしてきました!
講師の宇宙人のふくちゃんのお話につっこみをいれつつ楽しそうに聞く子どもたちの姿が印象的でした。
講座のテーマは「わすれんぼ じーじ、ばーばのおうえんかい」!こどもたちにもわかりやすいタイトルです。
年をとってくるとだんだんとても大切なことしか覚えていられなくなってきて、認知症になるとそれすらも覚えていられなくなっちゃうんだよーと、絵で説明してくれるので低学年の児童でもしっかりと理解できます。
とても大切なことというのは、例えば「ご飯を食べたこと」や「トイレの場所」とか基本的な生活に必要な、私たちが思うあたりまえに出来ることばかりです。ですから認知症になってしまった方は、なぜ自分が出来ないか、怒られたのか、全くわからず、悲しくてつらい気持ちになってしまうようです。
認知症ってどういった症状なのか、解っているようで実はよくは知らない大人も多いのではないかなとお話を聞いていて思いました。お話をちゃんと聞けたそして曙児童クラブの子どもたちはオレンジリングをもらって、認知症サポーターとなりました。
パーラー公民館では、おでかけ先も随時募集しております。ZINE KIOSKを持っておでかけするだけですが、たくさんの新たな繋がりに期待しています。
「パーラー公民館」
企画・主催:NPO法人地域サポートわかさ
設計・監修:小山田徹/制作:High Times うえのいだ
支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会
「平成29年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業」