8月29日付けの琉球新報「金口木舌」で、本サイト『公民館プログラムのたね』について、記載されました。
今後も様々な情報を発信していきますので、みなさまチェック宜しくお願いします〜☆
野球の打撃、カラーコーディネート、筋トレ、中国風水講座ー。全て県内の公民館が行う講座の内容だ。地域性がありそうなものから、需要があるのか、と首をかしげるものまで多種多様だ。
NPO法人地域サポートわかさが開設したウェブサイト「公民館プログラムのたね」は、県内公民館のユニークな事業を紹介する。事業は別にしても地域を回ると、公民館の役割の大きさ、重要さを感じることが多い。
本部町豊川区公民館では今年3月、月3回の頻度で1食200円の粒食を提供する取り組み「キッチン・とうばる」を始めた。区の有志らが独り暮らしや家にこもりがちな高齢者の憩いの場をつくろうと、公民館を巻き込み企画した。特徴は複数のおかず。料理担当の阿波根明子さん(74)は「腹を満たすだけでなく、料理のおいしさでも勝負したい」と話す。取り組みは好評で毎回、多くの区民でにぎわっている。
教育機関とも連携し、事業と展開するのが名護市の大西区だ。その名も「にしこうカラハーイ」。名桜大生による学習支援や子育て支援など多彩な企画で人づくり、まちづくりを進める。公民館は住民の連携を深める住民自治の中心地でもある。「カラハーイ」はしまくとぅばで羅針盤のこと。自分たちの地域がどこに進もうとしているのか。それを知るためにも公民館に足を運んでみよう。