12月24日(土)、第1回『アルバム持ち寄りお茶会』を開催しました☆
ご自宅に眠っているアルバムを持ち寄って、写真を見ながらみんなでお茶会をしましょう!と呼びかけたところ、10名近い方が参加してくださいました。
みなさん、ありがとうございます!!
そして、第1回めということで、ゲストにまちあるきライターの一柳亮太さんにお話をしていただきました。
現在、東京在住なので、facetimeで登場していただきました。(こんな感じで)
小禄にある『五月橋バス停』を紹介。
バス停の名前にある「五月橋」、これは現在ではどこにも見当たりません。
でも、よくよく歴史を辿っていくと、現在はもうない五月橋、そして川の存在までもが見えてくる、というお話でした。
『十字路の舗装に橋と川の名残が』
http://konoie.okinawatimes.co.jp/info/column/6590/
次は『若狭緑地』のお話。
波の上宮近くにある公園でもない、なんとも不思議なエリア。。
これは、戦後、都市計画によってつくられた緑地帯らしいのです。
埋め立てによって生まれた、新たな海辺のレジャー施設「波之上文化娯楽センター」。
レジャー施設と街の間には緑地帯が造成され、この緑地帯こそが『若狭緑地』なんですね。
『復興の思い結ぶ 海岸の風景』
http://konoie.okinawatimes.co.jp/info/column/6136/
まち中には、よくわからないスポットってよくありますよね。
日常の中の「あれ?」という小さな疑問をひろって調べてみると、こんな風にまちの歴史が見えて来る、面白いなと思いました。
そして、アルバムというプライベートなものからでも、様々な視点から地域の歴史や風景の掘り起こしも可能なんです☆
今回、思いのほか若い世代の方の参加が多く、びっくりしました。
参加はできなかったけれども、イベント前に、昔の写真を持ってきてくださった地域の方もいました。
お預かりしたもの、持ち寄ったものを見ながら、いろいろなお話が出てきましたよ!
泊大橋の完成時の写真や、波の上の海岸にあったコンクリート枠でつくられたプール(というっても海水です)の話。
難破船や58号線がまだ1号線だったころに開催されていた那覇大綱引きの様子などなど。
『730』(1978年7月30日、右側通行から左側通行へ)のときに事故はなかったのに、牛や馬が右に曲がろうとして大変だった話も面白かったです。
また、若狭市営住宅がまだ平屋集合住宅だった頃は、改装して美容室などを営業していたという話も聞けて、当時から住んでいる方からインタビューできないかというアイディアも出てきたり、とても盛り上がりました。
持ち寄り会を通して、まだ1回目ではありますが、みなさんが自分たちの地域のことを知りたい、という気持ちがあるんだなぁというのが伝わってきました。
当日は、クリスマスイブだったので、公民館利用者の方からチョコレートケーキの差し入れもあり、とても和やかに、のんびりした会になりました。
今後も継続的に続けていく中で、いろんな世代にお話を伺えたらなと思っています。
次回の『アルバム持ち寄りお茶会』の日程は以下のとおりです。
写真あるよという方も、ない方も、興味ある方はぜひお気軽にご参加ください☆
☆アルバム持ち寄りお茶会☆
2017年1月28日(土)10:00〜12:00
若狭公民館実習室
※8:30から朝食会もあります。お時間ある方はぜひ、そちらもご参加ください。