11月24日は、アートな部活動のみんなで那覇市壺屋焼物博物館に行って来ました。
土屋先生がオススメして下さった『湧田古窯展』です。
湧田窯とは…現在の沖縄県庁がある場所にて発掘された平窯です。瓦窯として始まり王府主導のもと稼働し、瓦質土器の生産地であったと考えられています。
そんな歴史ある湧田焼が、16世紀〜18世紀の時代ごとに展示されていました。
形があるもの。器として美しい物。芸術的価値があるもの。
形がないもの。欠けたり割れたり、使えないけど歴史的価値があるもの。
価値のあるなしにしろ、かけらだけでも美しいもの。
あまり考えずに、気軽に観て行こう♪
歴史が好きな生徒に湧田焼の時代の質問を投げかけると…
日本史の時間の流れと湧田焼の時間軸がピンとこない模様。
歴史×芸術が面白いと思えるようになるといいなぁと感じました。
常設展も鑑賞した後、博物館の外に移築してある『湧田の平窯』を見学!
以前来館した時に何気なく観ていた窯が湧田だったんですね。
何百年も前の土からできた器や瓦を、現在の私たちが観るってロマンがあります。
また、発掘された窯跡や地層ってとても美しいものです。
今回、壺屋焼物博物館にて「ヤチムンの源流をたどる展覧会」を鑑賞して、中学生部員に沖縄の素晴らしい文化を感じてもらえたらと願います。
文化庁 令和4年度 地域文化倶楽部(仮称)創設支援事業