ユーチュー部部員&アーティスト顧問作品紹介

🎥ユーチューブ
在留外国人をはじめとする地域住民の生活目線で撮影したまちを映像で紹介し、地域の魅力を発信するとともに多様な背景を持った隣人の存在を伝える映像プロジェクトです。
アーティストで映像ディレクターでもある藤井光顧問から、動画撮影及び編集の技術を学んだのち、部員がそれぞれの視点で那覇の街を撮影します。
今回の展覧会では、部活の中で部員が制作した映像と藤井さんの作品を上映しました!
《部員作品》
No.1   宝探し、その未来 ( 海咲 / 2020 / 映像 / 4min 2sec )

ここは沖縄県那覇市の海 娘と同じ歳の頃 この海で私は宝探し 父と貝を拾い 伊勢海老を捕り 豊かな海の恵みが楽しかった  あれから三十年の時が経ち 娘もこの海で宝探し これは母となった私が あの頃と同じ場所で見ている  実際の未来の光景である 三十年後を想像しながら
No.2   Nepal in Okinawa ( SALAL  / 2020 / 映像 /4min 12sec )

未来に繋ぐ宝探しネパール人と日本人のピクニックを撮影しました。 舞台は様々なショップが建ち並び、海の見える観光地、沖縄県瀬長島。 1人1品お気に入りの食材を持ち寄り、5人ではじめてのピクニック。 幸せを願うためのネパール文化「ティカ」を体験したり、 酸っぱくて辛い「チャトパティー」を作ってみたり。 日本人ははじめてのネパール文化に興味津々。 ネパール人は故郷を想いながら、国を超えた友情を通して、楽しい時間を共有しました。
No.3   100年前のまちまーい ( ジーナ / 2020 / 映像 / 2min 40sec )

公民館の入り口に設置されているポストポストに届いた100年前の沖縄の写真。 今はどうなっているのか巡るまちまーいをしてみた。 高校があった場所は今中学校がたっていた。漆工場は駐車場になっていたので、 当時の様子を再現してみた。 なんとなく面影がのこる道を見つけてどきどきしてみたり、 古地図と今の地図をうまく照らし合わせられなかったけど、 よく似た建物を見つけた、そんなまちまーい。
No.4  はいたい那覇 ( HANAMIZUKI / 2020 / 映像 / 3min 17sec )

ワタシたちの住む那覇。 今日は、七五三でにぎわう波の上宮、トロピカルな波の上ビーチへお散歩。 ビーチでは、おいしいミートパイを発見! オーストラリアでミートパイのおいしさに出会ったおにいさんの、 起業チャレンジストーリーと出会います。 そして、ミートパイの隣で、ベトナムのデザート販売やりたいね~とか、 おじさんから囲碁習いたいな~とか、、、 思い思いに喋って過ごした那覇でのひとときです。
《顧問作品》
No.5    COVID-19 May 2020(藤井光 / 2020 / 映像 / 5min 49sec)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館中の東京都現代美術館展示室をカディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展「もつれるものたち」展の参加作家・藤井光さんが撮影しました。
暗がりの中で鑑賞者を待つ作品たちを捉えた映像です。(撮影日:5/5-6)
顧問藤井光(ふじい・ひかる)氏
1976年生まれ。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA修了。
アーティスト。過去と現代を創造的につなぎ,歴史や社会の不可視な領域を批評するインスタレーション作品を制作している。
主な展覧会に「もつれるものたち」(東京都現代美術館,2020年),「核と物」(KADIST,パリ,2019年),「あいちトリエンナーレ2019:情の時代」(2019年),「Zero Gravity World」(ソウル市立美術館,2019年),「第一の事実」(ISCP,ニューヨーク,2018年),「How little you know about me」(国立現代美術館,ソウル,2018年),「トラベラー:まだ見ぬ地を踏むために」(国立国際美術館,2018年)。「日産アートアワード2017」グランプリ(2017年),「Tokyo Contemporary Art Award」を受賞(2020年)。
主催:NPO法人地域サポートわかさ
「アーティストと開発する社会教育プログラム」
支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会
「令和2年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業」