デカルコマニー♪

デカルコマニーとは…半分に折った紙や二枚の紙の間に絵の具を置き転写させる絵画技法のことです。フランス語の動詞「décalguer = 転写する」が言葉の由来です。

紙に絵の具を垂らし乾かないうちに別の紙を押しつけると、予想もできない面白い模様が現れます!

絵画を制作する時は意識して色や形を作っていきますが、デカルコマニーで出来た模様には意図しない偶発的な色や形が生まれます。

また観る者によっても模様の見え方は様々であり、創る側と観る側の面白い対話が生まれます。

技法を教えるとそれぞれが応用して、紙の折り方を変えてみたり、絵の具の濃度を変えてみたり、垂らしたり、飛ばしたり、重ねたりと、どんどん作品を生み出していました。

そして、次の日にはハサミで切り取りコラージュ作品にしたりと、少しのタネから大きく育っていきますよ〜♪

文化庁 令和4年度 地域文化倶楽部(仮称)創設支援事業