第2回『アルバム持ち寄りお茶会』開催しました!

1月28日(土)、第2回「アルバム持ち寄りお茶会」を開催しました。
当日の参加者は、スタッフ含め15名ほど。和気あいあいとした雰囲気でした☆

まずは、参加者のみなさんに自己紹介をしてもらいました。
若狭、首里、松山、宜野湾にお住まいの方や、生まれも青森や千葉など県外から沖縄に移ってこられた方とさまざまでした。

次に、シネマ沖縄の真喜屋力さんから、デジタルアーカイブの必要性についてお話いただきました。
公式の記録としての写真史料だけでなく、家庭に眠るアルバム写真やホームムービーであっても、そこに映り込む風景や人々の様子から、当時の暮らしを読み取っていくことができます。
そういった情報を共有していくことで、住民視点でしか知り得ない状況などが見えてくる、それが新たな歴史的な情報になり得るというのです。
また、写真や映像等の史料を専門機関だけで受け入れていくのではなく、公民館など地域の方にとって身近な公的機関などが窓口になって、各機関で連携していくことで、今後さらなる利活用の仕組みが生まれていく、その必要性についてもお話いただきました。

那覇市歴史博物館の「デジタルミュージアム」では、小写真等、さまざまな史料を閲覧することができます。
ご興味ある方、どうぞこちらをご覧下さい→デジタルミュージアム

今回は、参加者からアルバムの提供が残念ながらなかったので、真喜屋さんがお持ちくださった8mmフィルム映像や写真史料をたくさん見せてもらいました。
戦後、インフラ計画で沖縄に派遣された送電技師の遠藤さんの1951年代の映像には、当時の泉崎橋やタイムスビル、国道1号線裏にあったスケート場、琉球電力などが撮影されていました。
個人的なフィルムではありますが、アーカイブとして非常に貴重なものばかりで、軍用機で空から撮影された安謝交差点付近の風景や辺野古に鉄塔を建てている様子などの映像は大興奮ものでした!!

また、若狭地域の方から提供いただいた8mmフィルムの映像を、シネマ沖縄でデジタル化してもらったので、そちらも一部紹介していただきました。
七五三で波上宮へ参拝する様子や近くの対馬丸記念館の階段、波の上ビーチ、海水プール、水上ボート屋、喫茶店「金波」、豊見城城跡など、家族で訪れた先々にいろんな風景が映り込んでいました。
プライベートな映像は、撮影している人の気分までもが映って、撮影者の顔も思い浮かぶような情緒がある、と真喜屋さん。
参加者のみなさんも、身近な地域の映像に釘付けでした☆

次に、真喜屋さんがご持参くださったアルバム写真や公文書館の史料から若狭地域やその周辺地域の写真をセレクトして、みなさんと情報交換していきました。

これは、現在の若狭海浜公園あたりで、ユーチヌサチを壊して、埋め立て工事をしている様子の写真(01)です。

こちらは、若狭海浜公園あたりの埋め立て後の写真(02)。
ユーチヌサチが小さく残っているのが見れます。

「現在の地図でいうと、このあたり」という風に、写真の場所を照らし合わせていきました。

古地図もあって、こういう史料があると、話が広がって盛り上がります!!


さらに、さきほどの埋め立て工事中の写真(01)を、クローズアップしていくと、こんな感じです。
奥の方に、白い建物がありますが、市営団地だそうです。
デジタル化すると、一枚の写真を部分的に拡大させることも容易なのが利点だなと思いました。

そして、これは一戸建て式の市営団地の写真(57年くらい)です。
間取りは3パターンくらいあったそうです。
各家庭で改築したり、自由度があった時代。面白いです。
当時のお部屋の様子がわかる写真を大募集中です!!

同じ写真でも、見る人によって注目ポイントが違うのも、この会の楽しみ方のひとつです。
埋め立て後の写真(02)の左上に見える煙に注目。

これは、ちり焼き場からの煙だろうという、参加者からの情報が得られました。
泊の北岸(現在の漁連あたり)は、ちり焼き場だったんですね〜。

こんな風にして、一枚の写真の中にたくさんの情報が詰まっている、ということが実感できます。
今回もシネマ沖縄には大変お世話になりました!
そして、参加されたみなさん、またぜひ遊びにいらしてくださいね。
興味あるなという方も、ぜひ、次回のアルバム持ち寄りお茶会にご参加ください。

■第3回アルバム持ち寄りお茶会
日時:2017年2月26日(日)10:00〜12:00
会場:那覇市若狭公民館 実習室

みなさんのご自宅に眠っているアルバム写真を、ご持参ください。
知らなかった当時の情報をゲットできる機会になるはずです!!