琉球新報に掲載されました!

8月22日付けの琉球新報にて、『あちゃ〜ぬ地図ゆ』の様子が紹介されました。

お年寄りと「曙」歩き
「昔は海域」に驚き 曙小児童 地域の先輩に学ぶ

戦後、海を埋め立ててできた地域に開校した那覇市立曙小学校の子どもたちが、お年寄りと一緒に歩いて歴史を学ぶ町歩きが16日、行われた。
参加したのは、1年生から6年生までの児童18人と「曙願寿会」の約10人。午前9時すぎから約1時間、強い日差しが照りつける中、学校の回りの細い路地を巡った。
子どもたちが最初に訪れたのは、安謝にある恵比須神社。曙に住む渡慶次弘さん(89)が「子どもの頃は、この辺りはみんな畑だったよ」と説明。その後、神社を出て安謝と曙を区切る細い道へ。「この細い道から向こうの曙地区は、昔は海だったんだよ」と聞き、子どもたちは驚いた様子だった。

学校に戻った子どもたちは曙の未来の地図を描いた。横5メートル20センチ、立て3メートル60センチもある大きな白い布に、絵の具で自分の家や海、花などを思い思いに塗っていった。参加した1年の大城莉珠さん(6)は「お妃様と森を描いた。本物を見たいから」とはにかんだ。2年の戸田ちひろさん(8)は「この地域が昔、海だったことを初めて知った。とても楽しかった」と笑顔だった。

「パーラー公民館」
企画:NPO法人地域サポートわかさ
設計・監修:小山田徹
制作:High Times うえのいだ

支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会
「平成29年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業」