10月10日(日)
週末に第1回目のユーチュー部が開催されました!
ユーチュー部は、像制作を通して在住外国人と地域の方が交流する部活動です。
スマートフォンでできる動画撮影や編集、グループでの撮影について基本的な技術を学び、交流しながら動画をつくります。昨年度は、顧問の藤井光さんに東京からオンラインで参加していただきましたが、今回は1回目と2回目は沖縄に来ていただきワークショップを開催することになりました!
今回のWSスケジュールは以下の通りです。
★10/10 撮影してみよう
10/13 編集しよう!(前橋映画祭に作品出展)
10/27 アイデアをみつけよう!
11/10 完成させよう!
11/24 野外上映会
やっっっとの対面実施ということで、感染症対策をしっかり行いながら開催しました。
こちらは、ユーチュー部の顧問である藤井光さんです。
ユーチュー部の活動をする上で映像制作そのものを“文房具”の延長として考えてほしい、とお話してくださいました。
まずは、自己紹介がてらにそれぞれどんな映像を撮りたいかをお話しました。
実際に出た意見がこちら↓
・お店の外観からとってご飯を食べるまでの映像
・沖縄の自然、首里城などを紹介するための映像
・ネパール料理レシピ動画
・自転車にのって臨場感のある映像
・高齢者のしわ、生きてきた自然の姿を撮影したい
・子どもの絵本のイメージで自分の経験を伝えられるような映像で素材はイラスト、画像、言葉などで動画制作をしたい
・琉舞や三線などの映像を撮りたい
私たちは日常の中でテレビやYouTube、街中の広告などで映像に触れる機会が多いけど、それをよく吟味して見ることはほとんどないので、BTS「 butter 」のビデオクリップを見がどのような構成になっているのかを解説してもらいながらじっくり観察しました。
簡単に要約すると、BTSは、画面が変わるごろにショットが変わっていて、被写体に対してカメラがまっすぐ向いています。ショットの種類を学んで、撮影する時にカメラの角度を上でもなく下でもなく水平にすることが大切。
ということは、ショットを意識しながらカメラをまっすぐ水平にして撮影で、私たちもすぐBTSのPVのような映像が作れちゃうかもしれません!
ショットにはいろんな種類があって、寄ってみたり、ちょっと離れてみたり、もう少し離れてみたりと様々です。その中でも今回は、カーボーイショットを実際に撮影して見ることになりました。
カーボーイショットというのは、よく西部劇などに出るカウボーイ達が腰につけているピストルを入れるベルトから頭までをフレームに収めるショットのことです。
三脚の使い方や注意点をおしえてもらいさっそくグループに分かれて撮影しました。まずは自己紹介のナマステタイムです。
撮影者とモデルを交換しながら、カメラが水平を保っているかどうかを確かめます。
室内では、窓や壁のラインを見て水平・垂直が取れるかとれないかを確認するそうです。
なかなか難しくて、三脚をあげたり下げたりしながらカメラに被写体を納めます。ほぼほぼ取れているけどもうちょっと三脚の高さを変えてやり直したい!けど、時間をかけすぎて相手がイライラし始めたら妥協してくださいとのことでした。映像が撮れなくなったらおしまいなので、そこは注意しておかなければならないようです。みなさまもお気をつけて!
映像の基礎を身につけた後は、若狭公民館近くの海浜公園に行き野外撮影をします。1人20秒くらいの映像を3カット撮影。部屋の中だと、たての線や横の線があちこちにあるからやりやすいけど、外など何もないところの撮影は、目印が少ないので植物や動物の重力を意識しながら撮影するそうです。
ポツポツと雨が降ってきて少々心配でしたが、この雨もいい演出!と切り替えていざ出発です。
それぞれのグループで好きな場所を選んで撮影スタート。
波の上ビーチや道路、公園など各々で背景や演出などを考えながら、時には演技指導をしながら撮影していました。
約1時間ほど撮影して、公民館に戻りさっそく実写会です。
撮れたてほやほやの映像をみて、水平が取れているか取れたいないかを確認します。画面に集中するために音は消して上映していました。
映像は、それぞれが全く別々のコンセプトで個性的でおもしろい映像が集まりました。
部員が撮影した
映像を見ながら、画角や光とカメラの位置やカメラの位置、フレームインやフレームアウトについて、偶然映り込む動物、被写体が見切れていないか、編集がしやすい撮影方法などを教えていただきました。
次回は、今回撮影した映像の編集、文字入れの作業をします。
この素材が編集されることによってどのような作品になるのか、とっても楽しみです♪
今回のWSの様子は1分動画にまとめているので、ぜひご覧ください。
主催:NPO法人地域サポートわかさ
「アーティストと開発する社会教育プログラム」
支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会
「令和3年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業」