Vol.3 映像ワークショップ

10.27(水)
今回は、1回めと2回めのワークショップで撮影・編集した映像をみんなで鑑賞して、藤井さんからアドバイスをいただきました。藤井さんは、オンラインで東京から参加なので、今日はこのスタイルです。
3カットで撮影した映像の最初にタイトル、最後に名前を入れて1つの映像にしました。みんな同じ条件で作ったはずでしたが、それぞれの個性が爆発していてかなりおもしろい作品が出揃いました。
たった2回のワークショップで、ここまで仕上げてくる部員の方々に驚きです。
藤井さんは、その1つ1つの作品を見ながら、作者の意図を読み取りながら作品いい部分を引き出し、これをどのように工夫するとレベルアップできるのかを丁寧にアドバイスしてくださいました。
さて、後半からは、今年のユーチューブ部の目標である那覇市制100周年記念60秒動画コンテストに向けたワークショップです。
テーマは、「100年先も子ども達に残したい那覇の魅力」です。まずは、グループに分かれてテーマの内容について自由に意見をかきだしていきました。
うた三線、国際通り、10000人エイサー、映画館、コミュニケーションの輪、模合、こどものうちなーぐち、街並み、ゆんたくするお年寄り、モノレール、なんくるないさースピリットなどなど様々な意見がでました。
その中で①現実的に撮影できるかできないか(イベントや祭りの時期的なことなど)、②100年後を想像した時になくなってしまいそうなものを改めて想像力を働かせながら振り分け作業をしました。
藤井さんからは、「映像は社会に変化を起こすものであってほしいという思いがあるので、もしかしたらその映像が小さな変化になるかもしれないので、そこを考えながらテーマをしぼりだしてほしい」という話しがありました。
そこの2点を踏まえて、お互いに意見を出しながら、話し合いをしました。
「神社や寺、祭りは残っているでしょうね〜」『食べ物も残っているかも!』「首里城も再建して残っているんじゃない?」『カメーカメー攻撃はなくなってるかも!」「いや、残っているんじゃない〜?」などとお話ししながら振り分けていました。
このグループであーだこーだ言いながら話し合うことは、映像制作するうえで大切な工程、とのこと。
1人で考えるよりも、みんなで意見を出し合うことでよりテーマを掘り下げて考えることができたと思います。
次回までの課題は、今回のWSで話した中で気にったり、興味を持ったりしたテーマについてなんとなく考え続けることです。普段の生活の中で考え続けることで具体的なイメージが現れるとおっしゃっていました。
イメージが決まってきたら、撮影するものを簡単に撮影してみたり、その場所に行ってみたり(ロケハン)することが大切でグループで話したことを忘れずに発展させていこう♪とのことです。
今回の映像WSがそれぞれの部員の中で、どのように発展しているか楽しみです♪
最後は藤井さんがいつも戸惑うオンラインの集合写真タイム。写真を撮られている感がなくて、毎回困らせてしまって申し訳ないです。。。次こそ!対面開催の時にみんなそろって集合写真を撮る!と決意したマネージャーでした。

 

主催:NPO法人地域サポートわかさ
「アーティストと開発する社会教育プログラム」
支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会
「令和3年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業」