『あちゃ〜ぬ地図ゆ』1日め

8月16日(水)、パーラー公民館での初のワークショップ『あちゃ〜ぬ地図ゆ』を開催しました。
当日は、18名のこどもたちが参加してくれました。曙児童クラブのこどもたちも大勢参加してくれましたよ☆

まずは、みんなで今日呼ばれたいニックネームを呼び合って、気持ちをリラックス。
校長先生、願寿会や民生員のみなさんなど、大人もこどもも関係なく、ニックネームでよびあうと、なんだか距離がぐっと縮まります。

今回の参加者は、1年生11名、2年生4名、3年生2名、6年生1名と、ほとんどが低学年でした。
4つのグループに分かれて、各グループに大人2名づつ入ってもらいました。各グループで自己紹介をしたら、さぁ、出発です!!

曙地区は、かつては海だった場所です。1970年代に埋立てが始まり、1990年に曙小学校が開校しました。
今回は、その埋立て前、海岸線だったところをたどりながら、「恵比寿神社」を目指して散策しました。

お参りの際、ガランランと音をたてるのは、家に訪問したときにチャイムを鳴らすのと同じ意味があるんだそうです。
みんなで、手をあわせて、神様に今日来た理由を伝えてお参りしました。
「恵比寿神社」からは、かつて海だったエリアが見渡せます。
まだ埋め立てられる前のまちを、こどもたちはどんな風に想像したのでしょうか。

神社を後にして、来た道とは別のルートで、大きな道沿いを通って学校に到着。
約1時間程度のまちあるきでしたが、沖縄の夏の日差しは半端ないです。。。
みんな水分をとって、会場に広がった大きな白い布の上で、一休み。

休憩のあとは、地図づくりです!!
今日のまちあるきのポイントになるラインをローラーでひいていきます。
「海岸線だった道」「曙小学校の前を通る大きな道路」「58号線」「安謝川」
散策したルートを確認して、今日みつけた気になったものや、未来のまちや海だったときのことを想像して、自由に空間を描いていきました。

お絵描きタイムのあとは、こどもたちそれぞれに描いてもらったものについて、ことばを書きとめてもらいました。
A3用紙の裏表いっぱいに、ことばを並べた子や、「きいろ きれいだった うみとはな」とかわいいことばが生まれる子も。
こどもたちのことばは、いろんなイメージを与えてくれますね。

最後はみんなで記念撮影!!
また23日もみんな、来てね〜☆

「パーラー公民館」
企画:NPO法人地域サポートわかさ
設計・監修:小山田徹
制作:High Times うえのいだ

「あちゃ〜ぬ地図ゆ」
企画・監修:NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)

支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会
「平成29年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業」