ユニークなプログラムづくり講座 step3-4

7月から始まった『ユニークなプログラムづくり講座』。
公民館職員を対象に、これまでのプログラムづくりにちょっとプラスして、プログラム開発のノウハウを学ぶこの講座も、11月4日(金)をもって全ての講座が終了しまた。
今回はstep3とstep4をまとめてレポートします。

STEP③ 「悩み解決!プログラム相談会」
日時:9月4日、6日、7日、8日
受講者:7名

step③では、受講者の方との個別相談会を行いました。
既成概念のとらわれず、既存のプログラムを見直してみる!
それぞれ、step①〜②で学んだノウハウを活かし、プログラムを考案していただきました。
計画の段階で出てきた悩みごとを話すことで、思考を整理し直したり、プログラムにユーモアや感動を加えられないか、アイディアを交換し合いました。
みなさん、本当に真剣にプログラムを考えていて、聞いている私たちも非常に考えさせられ、とても有意義な時間でした。

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STEP④ 「発表会」
日時:11月4日(金)14:30〜18:00
参加者:21名

約3ヶ月かけて開発してきたプログラムについて、4名の発表者の方にプレゼン発表していただきました。
宮城館長からこれまでの経緯をお話していただき、発表会スタート!!

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発表① 「睡眠学講座」
知花咲枝(若狭公民館)

多くの日本人が睡眠に満足していない、ということから食育に続く重要なテーマとして、働き盛り世代を対象にした「睡眠学」講座を企画した知花さん。
質疑応答の中で、平安時代から睡眠に対する問題は出ている、というお話が非常に興味深かったです。
本当に、質のよい睡眠は人類にとって、長く続く問題なんですね。

「小中学生、高校生、社会人と睡眠の質は違ってくるので、調査部分はしっかりとして根拠づけを行うことも大切」、というご意見もいただきました。

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発表② 「中学生を中心とした生活習慣マネジメントサポート事業」
金城恵里佳(那覇市生涯学習課)

「小さなつながり再発見!子どもたちの生活習慣改善のためにいざ結束!」を合い言葉に家庭、学校、地域が有機的につながる地域づくりを提案してくださいました。
生活習慣に関する取り組みは、これまでにも様々行われていることもあり、それぞれが連携し合うような仕組みづくりを目指すプログラムでした。

「沖縄における社会背景をしっかりとらえて、多様性とニーズを分析すべき」「本当に届けたいターゲットにしっかりと届くような、さらにユニークなアプローチを!」というエールが審査員から送られました。

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発表③ 「深く知りたい沖縄の歴史 真和志地域学」
本庄和子(那覇市中央公民館)

農地を住宅地として開拓した真和志地区の歴史的背景を踏まえて、地域のことを知ることで地域の愛着・誇りにつなげる講座を企画した本庄さん。
すでに「真和志地域学Ⅰ」は終了していて、今後は「真和志地域学Ⅱ」を開講予定とのこと。

「つかみ所のないことを特徴としてつかみ、歴史をふまえ人材活用につなぐ企画」ということで審査員の方も興味を持っておられました。
また、「この講座を実施することでどのような人材を育成したいのか、若い世代に地域に関心・誇りをもってもらうことが、どういうことなのか」、「住民自治の問題をどう根付かせていくのかが今後の課題」というお声もいただきました。

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発表④ 「お金のことを考える」
真喜屋志保(若狭公民館)

「頼りになる公民館」を目指す若狭公民館。それは一体どんな公民館だろう?ということろから企画を考えたという真喜屋さん。
生活の中のわからないことを相談できるような、そんな場所に公民館がなったらいいな、という言葉はステキだなと思いました。
自身も若狭の地域住民ということで、今、自分が困っていることから「お金」に関する講座を考えたそうです。

お金の問題は、特に若い世代にはシビアな問題です。「ただ単に講師に話を聞くというスタイルではなく、困っている人たちが自ら考えて行動できるようなプロセスがあったら、さらにユニークになるのでは?」というご意見もありました。
さまざまな支援団体があるので、そういったところを調べてコンタクトを取る方法を知る、ということもとても大切だな、と思いました。

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以上、4名のみなさんにご発表いただいた後は、審査委員、発表者、参加者のみなさんで意見交換をしました。
4回の講座を受講した方以外にも、今回、琉球大学の学生さんや外部からの参加者もおり、大変有意義な発表会となりました。

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これからの公民館のプログラム、生涯学習課の事業がもっともっとユニークで感動的な、愛に溢れたものになりますように☆
4回の講座に受講してくださったみなさんはじめ、発表会にご参加くださったみなさま、そして、審査員のみなさま、本当にありがとうございました!!

step1 「ロジックモデルって何?成果イメージを持ってプログラムを作ろう」
Reportはこちら→

step2 「地域に求められているのは?ニーズや課題の見つけ方」
Report①はこちら→
Report②はこちら→